2011年5月10日火曜日

ポータブルオーディオ


今回はとりあえず使用機器と、ポータブルオーディオ観みたいなものを書きたいと思います。
二年程前まではポータブルなんて一万円のイヤホンで十分だろ(それでも一般の基準からすれば多分それなりに音質にこだわっているレベル)、と思ってましたが
、気づいたら時限爆弾を持ち歩くようになっていました。
ビンラディンが殺され厳戒態勢の今、これをもって空港に行けば確実に精密検査を強いられることでしょう。

何故こんなことになってしまったのか。


実は外で音楽を聞いてる時間って意外と多い、と気付いたからです。
通勤時間や休憩時間を合計すれば多分毎日2時間はイヤホンを耳にしているんですね。その時間はどうせなら出来るだけ実りのある時間に出来れば、人生が効率的かなと思うに至り、次第にエスカレートしていったわけですね。今改めて計算してみてぞっとしましたけど…実は15万円ぐらい使ってるんじゃないですかこれ…。

今メインで使っているのはTeclast TL-T51とQables iQube V1です。
イヤホンはEtymotic Reserch ER-4S/Shure SE535/Westone UM3XRCの三つを使いまわしています。
イヤホンはどれも結構高いので、基本的にケーブル交換できる物を選んでいます。断線したときケーブルだけ変えればいいし、ついでに自分でケーブル作って遊べますしね。

音に関してはここでは特に触れません。追々個々に書き連ねたいとは思っています。
とりあえずiPod単体にはもう戻れないのは確かですw


結構異常な趣味に思われるかもしれませんが、いや、異常なのには変わりませんが、このポータブルオーディオ(ポータブルヘッドホンアンプ)っていうのはオーディオ趣味の世界の中ではかなり勢力を拡大している分野です。大容量のiPodに無圧縮のWAVを入れることから始まり、今ではiPodをただのデータベースとして活用するに留め、外部の機器で音質に関わる重要な処理(デジタル/アナログ変換、出力増幅等)を行える機器まで登場しています。他には中国を中心にDAPそのもの音質に拘ったモノも意欲的に出されています(UIや品質のバラツキが結構致命的ですがw)。

オーディオの売り場に居るとそんな流れが数字に顕われて来ます。
過疎地の数字ではありますが、据え置きの単品コンポなんて6万円ぐらいのエントリーモデルですら一ヶ月に1、2台ぐらいです。
が、ヘッドホンアンプは一週間に3~6万円ぐらいのものが5、6台は出ます。特にFostex HP-P1とiBasso D12 Hjはビックリするぐらい売れてますね。
売り場面積、在庫金額の占める割合で売り上げ対比を出すとすると、数字はめんどくさいので出せませんが、PHPA>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>単品コンポぐらい酷い差が出ることでしょうw

これも時代でしょうね。
一昔前はiPodのようなDAPなんてものすらなかったんですから、新規開拓分野に人が来るのは当然の流れでしょう。
あとは住宅事情、家庭事情なども大いにあるでしょう。買ってく人も30~40代が一番多い気がします。音楽好きで金もあるんで拘りたいけど場所が無く奥さんに追及されても理解が得られない・・・けどこれなら!・・・みたいな雰囲気が感じ取れますねw

まあそんなこんなで、面白い物だと思うので今後は一つ一つ紹介していきたいと思います。

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