ただカメラを持っていき忘れて今回は特に写真はありません。
感想もそんなに多くは無いです。
全体の印象としては癖の無い音作りのアンプが多いなと言う印象。
そして意外と自宅環境(NFB-7+Phoenix)も悪くないんだなと認識。
最近は10万前後のアンプの展開がアツいので、どんなもんかと期待していましたが、実際聞くと一気に興味が失せてしまいましたね…。
やっぱ何だかんだ物量に物を言わせたPhoenixの音の迫力と空間表現は中々よくできたものです。
反面、ちょっと高域の部分に荒削りな部分があるので、唯一そこが若干気にはなり始めていたんですが、やはりそこをどうにかするにはそれなりの投資が必要なんだなぁ、と思い知らされました。
今回、数あるアンプの中でも自分が一番気に入ったのはDCHP-100でした。
真面目な音作りのアンプが多く、なかなか優劣つけがたい中で、低音が一番しっかりしてたのがこれだと思いました。
最近のドラムンとかダブステってもう低音が知覚出来る音ではなく、体感する振動の要素が非常に重要になってきてるから、ヘッドホンでもそれが体感できるこういうアンプは凄く嬉しいです。
ちなみに試聴にはこんな↓曲も持っていきました。
で、低音域の沈み込みの深さに加えて中域高域のバランスも良く、明瞭で安定感があって歪むような気配が一切しないのは驚きです。
ほんとこの試聴会、色んなアンプがありましたが、唯一これだけ肌が泡立ちました。聞き込みまくった曲でもまだそういう感動を得られる事に、更に感動。
DCHP-100がもしバランス仕様だったら即々(※即買い即持ち帰り)でしたね。
ただ、惜しむらくは今年一年はヘッドホンアンプに力を入れる予定は無いとの事・・・。SP用のアンプなどを出す予定らしいです。
ていうかオーデザは折角良質なバランスプリ出したんだから、ヘッドホンアンプのボリューム(アッテネーター)はプリに任せて、DCHP-100に搭載されてるヘッドホン用のバッファアンプだけ販売してくれればこっちが勝手に二つ買ってバランス駆動用として活用しちゃるのに…。
という旨を伝えたところ「あー、なるほど。だけどバランスヘッドホンとか少ないし需要は無いよね(笑)」との事で、特注も今はもう忙しくて承っていないとの事。
うーん。
バランス対応ヘッドホンアンプって需要無いかな?ハイエンドになるほどバランス対応を求められると思うんだけどなぁ。
なにしろ音質改善の為には出来ることは何でもしたいって人(もしくは税金対策/浪費欲求解消)の為に在るのがハイエンド商品な訳で…。
バランス対応ヘッドホン用バッファアンプの販売に漕ぎ着けて頂くよう、小うるさいエールを送りたいと思います。
ちなみに他のアンプは大して印象に残りませんでした。(ばっさり)
開場10:30から閉場間際の16:30までみっちり聞いていたんですがねぇ…。
色々なアンプの比較を期待して記事を開いた人には申し訳ありません。
評論家じゃない為、自分に興味の無い物は書けませんので…。
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