2011年9月11日日曜日
CK4 + Porta Tube
最近更新が減ってしまいいました…。
気張って長文書くのをやめようと思います。
で。
ついに買ってしまった真空管ポータブルヘッドホンアンプ、Porta Tube。
T51+iQubeを使っていたのでサイズ比較
CK4+Porta Tubeの方が厚みと幅?が若干でかいですね。
ただどちらにも言えて魅力的なのはDAPとアンプの「フィット感」が半端無い所です。幅と高さがほぼ同等なので重ねやすくてケーブルもL字でスマートに取り回せます。いくら音質が良くとも利便性を完璧に捨てるという事は自分には出来ません。…この中華DAP達の操作性自体、常人には耐え難いレベルでは有りますが…w
例のALOのThe Continentalと迷ったんですが、ラインケーブルの取り回し上、Porta Tubeだと写真のようにどこにもはみ出ず収まってくれるのですが、Continentalはボリュームが真ん中にあるせいでL字を使おうがストレートを使おうがどうやってもはみ出る取り回しとなってしまいますのであきらめました。
実際音質を比べてみてもPorta Tubeの方が厚くなめらかな音なのでCK4や自分の持ってるイヤホン(SE535/UM3X/ER-4S)に合ってると感じたのでためらいも無くそうしました。
Continentalは結構ソリッドに輪郭を強調するようなタイプだと思ったので組み合わせとしてはT51やそれこそAlgorythm Soloなんかとは、一般的には相性が良いと言われる組み合わせと言えそうです。
音のバランスはどちらも良く、どこかの帯域を特別誇張するようなものではないですね。純粋なアンプリファイアーとしての性能を追及したような製品です。
ちなみにトライオード製品のようないわゆる「真空管っぽさ」は皆無です。だいたい「真空管っぽさ」っていうのは見た目と発熱具合から連想されるようなただのセールストークであって、真空管の音を柔らかいだの暖かいだのの言葉でくくってしまうのはなんというか勿体無いというか真空管に対して失礼な話です。まあこんな話は調べたり自作すれば分かるので割愛します。
iQubeと比較しても音の密度の違いやアンプとしての基本性能の差は結構歴然とあります。なにしろボリュームを上げても全く悲鳴を上げないアンプはポータブルでは初めて経験しました。この余裕のある音、歪みの少ない音は、やもするとボリュームを上げすぎる可能性があるので注意が必要です。
なんだかんだそこそこ長文になってしまいましたが、今回はこんなところで…。
CK4の事も書きたいんですが、現在ラインアウトの仕様をムジカアコースティックスに問い合わせ中なので返答が来次第色々書いてみたいと思います。
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