先日、11/30の18:00頃、earphone solutionで注文したWestone 4Rが到着しました。
見た目や音質の簡単なレビューを書いてみたいと思います。
パッケージ |
気になる「R・series」の文字 もしや…? |
豊富な付属品 |
早速リケーブル… |
やっぱりW4Rの音は抜群ですね。
スピーカー再生の音と比べても違和感が少ないです。
今までUM3XRCを使っていましたが、比較すると抜群に高域が綺麗に出てるようになっています。ただUM3Xの中域の張り出しはそれはそれで魅力的な部分であり全体のレベルも非常に高いので、どっちかが明確に上、という程でもなさそうです。
SE535と比べると高域の刺さりが無く、クリアでありながらも絶妙な聞きやすさが魅力です。ただし低域の表現はSE535の方がクリアです。SE535はエグいベース音も忠実に表現しますが、W4Rは若干マイルドになります。
なのでこの二者も明確にどちらが上ということは無さそうです。
その中では自分好みなのはやはりW4R!
Westone4が出た時からそれは分かってましたが、何しろリケーブル狂いの自分はリケーブルできないイヤホンはどんなに音が良かろうと買う気が起こらない変質者です。
一年半越しでようやく発売にこぎつけてくれて本当に感無量です。
ちなみにWestone4は持ってないのでRとの厳密な比較はできませんが、試聴の限りでは音質に差は無いでしょう。
ただしリケーブルするとなるとそれは変わってきます。
上の写真で早速リケーブルしてしまっていますが、これは今まで作ったケーブルと見た目は一緒ですが線材はオヤイデのPCOCC-A PFA被覆線を使った新作ケーブルです。
以前のリケーブル記事で言ったことの繰り返しになってしまいますが、リケーブルは左右のセパレーションの向上に大きく寄与します。
逆に言えばイヤホンの標準ケーブルの殆どがLRのGNDが共通になっているその弊害は結構大きいと思います。
ステレオミニで出力する以上既にアンプのほうでLRのGNDは共通となってしまっているので、理屈で言えばステレオミニ端子から分離するか、ケーブルのY分岐で分離するか、そのおおよそ1m分のケーブルの引き回ししか違いはないんですが、その違いは音にはハッキリ顕われてしまいます。
ということでW4Rもやはりその例には漏れず。
分離の良さからより繊細に、よりクリアに、より強い定位感に、そういう感想が漏れ出るようになりました。
そういう変化もあり、印象としては若干高域寄りになった感じです。
実際の帯域バランスは変化してないと思うんですけどね。
是非皆さんもW4Rという最高の素体でリケーブル遊びをしてみて下さい。
音の変化だけなら別に貧乏臭く自作する必要はありませんのでおススメです。
自作もレゴとか弄ってるみたいで楽しいですけどね。
ところで「R・series」なんて銘打つぐらいであれば是非ともW3Rにも期待したいところですね。
初めまして~
返信削除WESTONEのリケーブルで検索しこちらへやってまいりました。
4Rのリケーブルを考えているのですが、金メッキ線ではどのような具合になりましたか?
それとピンは加工せずに使用してますか?
一応現段階では、OFC0.4mm金メッキテフロンツイスト線でHOTもCOLDも作ろうと考えています。
質問ばかりで申し訳ないのです。純正で特に不満はないけど、リケーブルできると聞くと替えてみたくなってしまう・・・
初めまして!
削除そして残念ながら金メッキOFC線はHD800のリケーブルに再利用してしまったので現在試聴できないんです…。
期待に沿えず申し訳ありません…。
とはいえ金メッキOFC線自体は音のバランスの整った良い素材だと思うので試す価値はあると思いますよ。ただ、0.4mmとは言え取り回しは悪い部類なので気をつけてください。
また、ピンは加工していません。
加工せずともピッタリ~やや緩めです。プラグの精製精度にもよるんでしょうが、ジャックがガバガバになってしまうような事は恐らく無いでしょう。
必要に応じてピンを短くするぐらいはしても良いんじゃないでしょうか。
また何かあればお気軽にコメント頂ければと思います!
なるほど~
返信削除なんか、硬さの余りに今年の干支みたいになってましたもんね(笑。
編み込まずにスクリューさせる程度で、ビニールチューブに通せば扱いやすくなるかも。
ピンもそのまま使えるのですね、ありがとうございます。
にしても、4Rはなかなか隙のないイヤホンですね。
IE80ももっていますが、アレとは違うよさがあります。