2012年4月19日木曜日

最近ハマった曲 Part3


何は無くともまずはmonolake。
このblogで何回取り上げたでしょうか。やっぱり最強ですよ。




2/27発売の新アルバム「Ghosts」では生粋のエレクトロニックミュージシャンとしては異例の「24bit/96kHz」のマスター音源を、ハイレゾ配信の第一人者的レーベル、「Linn records」から配信を開始した事で(一部の)世界を大変驚かせました。

まあ正直「monolake ghosts 24bit」などでググっても自分のblogしか日本語のページはありませんがね。
monolakeが好きな日本人はかなり多いと思いますし、またオーディオマニアではハイレゾ配信というものに興味のある人もかなり増えてきています。
但しこの二つを結びつけて聞く人は極少数のようです…。

前置きが長くなりましたが、新アルバム「Ghosts」はそういう「高音質」という付加価値以前に、純粋に高い音楽性が込められたmonolakeの傑作の一つと言えます。
公式HPの記載にもあるように、前作「Silence」との連作的な意味合いが強いので、音の質感はとても似ています。
しかし音の傾向としてはよりダークサイドに、アグレッシブな方向へとシフトしているようです。

今作でmonolakeの音楽的センスと作曲的テクニックが最も発揮されているのは8曲目の「Unstable Matter」だと個人的には思っています。

一言で言えば「不安」を感じます。
今に何かしらの恐怖が襲いそうな不安、何かが崩れてしまいそうな不安、常に傍らにある不安、そういう不透明で不明瞭な漠然とした不安感で満たされます。それって聴いてて楽しいの?とか思われるかもしれませんが、とても楽しいです。不安で楽しいって良く分かりませんが、音楽の本質の一つとして非日常感という部分があると思います。ホラー映画を楽しむのとベクトルは似たようなものでしょう。非日常の度合いとリアリティが半端ではなく圧倒的に作りこまれている、自分がmonolakeに惹かれるのはそういう部分です。

話がやや逸れましたが、音質的にもお手前の高品質なサンプリングを多用しているためか、この曲が一番ハイレゾの恩恵を受けているようです。
24bit/96kHzと16bit/44.1kHzの両方を買いましたが、明らかに立体感に差が有り、一音一音の浮き立ちかたも明確な差があります。特に高周波が重なるところは顕著ですね。CD音質だと平面的に横並びで音が混ざりすぎて単なるノイズに聞こえてしまう印象が拭えませんが、ハイレゾ音質だとそれらの高周波が全く異なる音の表現をしているのに聞き惚れてしまいます。


是非ともmonolakeファンにもオーディオオタクにも24bit/96kHzによるmonolakeの真に表現したい音楽の片鱗を体感してもらいたいものです。


次に紹介するのはDeaf CenterことErik K Skodvin。
こちらは別に新譜が発表されたとかではないんですが、最近自分で色々ディグってたら発掘したものです。
この方は知ってる人は知ってる、ポストクラシカルの有名所だそうです。
正直まだこの方面はそこまで明るくないので、何が有名か何が無名かなんて分かりませんが、単純に音が凄く気に入りました。
ポストクラシカルってあさってても「哀愁漂うピアノ」+「陰鬱なドローン」とか、結構パターンが決まってて何処がポストじゃい!って言いたくなるような曲も結構見受けられるんですが、Deaf Centerはそういう域を一つ超えた場所に到達していると感じました。
響き、ハーモニーが凄く綺麗なんですよね。ハーモニーといっても単純な音階のハーモニーだけでなく、あらゆる効果音、弦の爪弾き方、抑揚等々、様々な要素の均整が良く取れていて一体感のある響きが演出されています。

個人的に特に気に入ったのはErik K Skodvin名義のアルバム「Flare」
全体的に神秘的な不気味さを感じる虚ろな幻想世界って感じです。
そのゆらめく感じは正に"Flare"って感じなんでしょうね。
中でも特に気に入った曲は"Pitch Dark"という曲。
しっかし再生数少ないな…。ここにこれを貼った時点で40とか…w

曲の聞き方を押し付けるのは嫌いですが、この人の作品においては静かな場所で小音量で聞くのを推奨したいです。
主な理由はその曲調によりますが、大音量で聴くと結構録音の粗が見えて辛い部分も…w(静かな音を多重録音している為、トラックが重なるごとにバックノイズが増えたり減ったり…)
まあそのバックノイズも構成の一部として演出されてる部分もありますが、そこは雰囲気を感じるぐらいで十分でしょう。がっついて全部分解して聴いてやる!っていう聴きかたをすると確実に疲れるはずです。

てかこれAmazonで取り扱ってないんでアフィれ無いじゃないですか…。
Junoとかで買えます。


なんか小難しそうな、知的でマイノリティな俺カコイイみたいな選曲ばかりじゃアレなんで…、
正直今一番ヘビーローテーションしてるのはNoisiaの「Split The Atom: Special Edition」
Bassミュージック好きでこのアルバムを否定する奴は居ないんじゃなかろうかというほど、その界隈の一流アーティストを網羅した、圧倒的に完成度の高いRemixアルバム。
発売から二ヶ月弱経った今、自分が語る必要の無いほどそこら辺のクラブで語られているでしょう。
このRemixの中で個人的なNo.1は"Tommy's Theme (Munchi's Fear Is Weakness Remix)"
このファットさと抜けの良さを両立したドラム隊はなんていうか一点集中!各個撃破!の号令かなんかに聞こえる。
意味の分からない比喩をしてしまったけど、スネアとかキックとか関係無しに一発一発のアタック音に命を掛けてる感じ。
自分の脳内でいつも空想してはなかなかDTMで再現できない、そんな理想とする音を見事に作り上げてくれました。
もう素晴らしいの一語。

もし買ってない人が居たら即購入しましょう。是非。


余談ですが最近オーディオ機器を全然買ってないですね…。
現状でおおよそ満足してるので、別に買う義務も買う必要も買う意欲もそこまで無いんですがね。
もちろん欲しい物はあるんですが(DAC:MY-D3000/プリ:DCP-200/SP:SENF-3など)、それよりもまず良い部屋でルームアコースティックを一から調整したいです。 ADAMのS2Aを「鳴らしきって()」あげたいと思う気持ちが一番強い。
オーディオ街道鳴らしきり隊。


ごめんなさい。


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